Ⅲ章: 「サボテン」の少年 

原物質の語り部

 ホメオパシーのカウンセリングでは時として、「原物質=レメディーが作られる素の物質」レベルの情報がダイレクトに現れます。御自分に合った「レメディー」の「原物質」の性状を、彼らはそれとも知らず語り出すのです。この少年のように現実生活では超過敏だったり、感覚的・内観的な人物に多くみられます。万人の話ではありません。しかし特殊なケースでもないのです。殊に「センセーション・メソッド」では、カウンセリングで「グローバル・センセーション=その人の『気』の性状を示す端的な言葉の集合体」を探るので、その状態を誘発しやすいと言えます。ある人の「センセーション」は、その人を癒す「レメディー」や「原物質」のそれと同じだからです。患者さん達はごく普通の悩みで来られます。でもセッションが進むうち、彼らの話す内容はどこかナンセンスになってきます。アトピーのかゆみの正体が、星のサボテンであるように。

原物質の語り部

 ホメオパシーのカウンセリングでは時として、「原物質=レメディーが作られる素の物質」レベルの情報がダイレクトに現れます。御自分に合った「レメディー」の「原物質」の性状を、彼らはそれとも知らず語り出すのです。この少年のように現実生活では超過敏だったり、感覚的・内観的な人物に多くみられます。万人の話ではありません。しかし特殊なケースでもないのです。殊に「センセーション・メソッド」では、カウンセリングで「グローバル・センセーション=その人の『気』の性状を示す端的な言葉の集合体」を探るので、その状態を誘発しやすいと言えます。ある人の「センセーション」は、その人を癒す「レメディー」や「原物質」のそれと同じだからです。患者さん達はごく普通の悩みで来られます。でもセッションが進むうち、彼らの話す内容はどこかナンセンスになってきます。アトピーのかゆみの正体が、星のサボテンであるように。