Ⅲ章： 「サボテン」の少年　

　幻覚性植物「ペヨーテ」由来の「アンハロニウム」は、ドラッグ系レメディーの一種です。脳外科医出身の伊人ホメオパスDr. Massimo Mangialavoriは、ドラック系中で「アンハロニウム」を使う患者の「基本テーマ」をこう列挙しています。『精神的・視覚的に「ものが大きく小さくなる」ように見える。周期的に「神経質」になる。「傷つきやすい」為、防御規制として全ての関係から「逃げる」。よって極端に「孤立」し「引きこもる」。何とも「共感しない」自我の問題があり「自閉」する。代償状態では「万能」で「極大」で「過活動」だが、非代償状態では「無力」で「極小」で「不活発」である。また「サイケデリック」な「知覚変容」が起こり、「色の洪水」や「時空を超える」「境界が無くなる」感覚がある。「ユニーク」で「創造的」な人物。本質的に「冷え」ており、「麻痺」するか「過敏」になり「押される感じ」「潰される痛み」がある』。