I 章: アリスの(私)を探して

「身体症状」の「親和性」部位—腕/眼/頭

ウサギ「腕はとても働き者?」

アリス「(シャンとして)そう、体の中で一番よく働くのは腕。それと眼。頭以外は」

ウサギ「腕か。絵を描くよね?手は器用?」

アリス「不器用(笑)。物をよく落とすし、重い物も持てない。でもスポーツは得意。何か作ったり、お部屋を整理したり、腕はいつも動いてる。それに絵は眼で描くのよ」

ウサギ「眼で描く?」

アリス「眼がいいの。遠くまで見える。先を見て、全部を見て‥」

ウサギ「そうすると?」

アリス「必要な事がわかる」

ウサギ「もう少し話せる?」

アリス「私は忘れっぽいの。顔や名前、憶えた事をすぐに忘れる。記憶に問題があるかも。でもどうせそんなの持って行けないし。本当に必要なものだけ持って行ければ‥」

“Alice and the Red Queen running hand in hand”:

Illustration for the second chapter of

Lewis Carroll’s Through the Lookling Glass 1871,

drawing by Sir John Tenniel.

「身体症状」の「親和性」部位—腕/眼/頭

ウサギ「腕はとても働き者?」

アリス「(シャンとして)そう、体の中で一番よく働くのは腕。それと眼。頭以外は」

ウサギ「腕か。絵を描くよね?手は器用?」

アリス「不器用(笑)。物をよく落とすし、重い物も持てない。でもスポーツは得意。何か作ったり、お部屋を整理したり、腕はいつも動いてる。それに絵は眼で描くのよ」

ウサギ「眼で描く?」

アリス「眼がいいの。遠くまで見える。先を見て、全部を見て‥」

ウサギ「そうすると?」

アリス「必要な事がわかる」

ウサギ「もう少し話せる?」

アリス「私は忘れっぽいの。顔や名前、憶えた事をすぐに忘れる。記憶に問題があるかも。でもどうせそんなの持って行けないし。本当に必要なものだけ持って行ければ‥」

“Alice and the Red Queen running hand in hand”:

Illustration for the second chapter of

Lewis Carroll’s Through the Lookling Glass 1871,

drawing by Sir John Tenniel.