Ⅴ章：クリニック告知板

「白い光みたいなものが上る」「エネルギーが上って」「天に行く」「フワーッと上がって・落ちて・開く」「静かになる」。これらはまだプルービング開始前、ティンシャの音を聴いた後の、皆さんの感想です。そもそも参加者全員「白い衣装」でいらしたのが、鳥肌ものでした。それが「紋白蝶」レメディーが適合する患者さんの質、と知っていたからです。作業がはじまると、感想にバリエーションが出てきましたが、まとめれば「蝶」の生涯、その擬似体験のようでした。「蛹」のように「ずっと眠い」「寝ている」「静か」「洞穴の中」「瞑想状態」「体全体覆われてホールディング」から、「羽化」を迎えて「ずっと体を揺らしていたい」「鼻から上が開く」「頭頂部に光がさす」「背中が痛い」「羽根が開いていく」に移り、「蝶」が誕生し「バッサーバッサー羽ばたきたい」「春の陽射し」「鮮やかなビビッドな世界」「黄色、ピンク、黄緑、オレンジ」…。