12: マテリア・メディカ Materia Medica

 ホメオパシーで使われる薬学書は、マテリア・メディカ Materia Medica と呼ばれます。ここには、各レメディーに関する情報が収載されています。それぞれの持つ「症状」がメインで、「精神 Mind」「一般 General」などと、部位別に検索できるようになっています。それらの「キーノート Keynote(特異的で重要な症状)」、「親和性 Affinity(罹患しやすい部位)」、「モダリティー Modality(軽快・増悪要因)」などもあります。また、各レメディーの原物質と所属ファミリーなどの生物学的情報や、それらにまつわる神話・伝承、用途に関する歴史などの、文学的・博物学的な情報まで、幅広く収められています。マテリア・メディカは、従来の古典的な書籍形式から、現行では PC ソフトや、Online 上のものまで、情報ソースが広がっています。また、熱心なホメオパスにとっては、レメディーの原物質となる実際の動物・植物・鉱物などの実地体験そのものも、重要なソースとなるのです。

“Belle Sauvage, for Wilde Beasts in Captivity”:
Illustration for a Poem by Charles and Mary Lamb,
Drawing by John Liston Byam Shaw, RI AWRS 1872-1919.

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