7: ケース・アナリシス Case analysis

 ケース・アナリシスとは、診察(コンサルテーション)後に行われる、お話の分析過程をさします。前項で解説した「センセーション・メソッド」を用いた場合は、ケース・テイキング中に得られた「感覚 Sensation」などの手がかりから、患者さまが属されるレメディーの「キングダム Kingdom」や「サブキングダム Subkingdom」、そのものの「ソース Source」までを絞り込みます。ケース・アナリシスには、また別の画期的なメソッドがあります。イタリア人医師ホメオパス、マッシモ・マンジャラボリ Massimo Mangialavori が唱える、「ファンダメンタル・テーマ Fundamental themes」を用いた手法です。この場合は、患者さまご自身を表現する上で不可欠な、複数の「テーマ」を見つけ出します。そして、同じ「テーマ」を有する各レメディーの「ファミリー Family」から、個々のレメディーへと絞り込んでいくものです。これらの応用により、分析の精度は向上します。

8: クラシカル・ホメオパシー Classical homeopathy

 ホメオパシーの流派にも色々あります。日本国内でよく普及しているのは、「プラクティカル Practical」と呼ばれるメソッドで、1回に複数種類のレメディーを服用させるものです。診察時間は比較的短く、コンサルテーション時には簡単な症状の聞き取りがメインです。機械を用いる場合もあるようです。それに対して、「クラシカル Classical」と呼ばれるメソッドは、1回に1種類のレメディーしか服用させません。クラシカル・ホメオパシーが求めるのは、「シミリマム Simillimum」と呼ばれる、ひとつの最適なレメディーです。「本質的レメディー Fundamental remedy」とも呼ばれます。数千とも言われるレメディーの中から、患者さまに十分合った、理想的な唯ひとつのものを探し出すこと。これが、ハーネマンの基本原理に忠実でありながら、プログレッシブに洗練され続ける、クラシカル・ホメオパシーの使命です。